花めく美容ブログ
by元エステティシャンのコスメコンシェルジュ
メーカー(ブランド)

【GIVENCY 】世界のラグジュアリー化粧品ブランドについて知りたい!

こんにちは!
元エステティシャン
現コスメコンシェルジュの
花ユイです♪

今回は、
外資大手化粧品メーカーの深掘り第8弾として
GIVENCY(ジバンシィ)を調べていきます♪

今までに調べたブランドはこちらです。

最後となる次回は
CLARINS(クラランス)を調べます♪
※ラグジュアリーブランドシリーズ終了後は、
これらのグループを傘下に入れる
大手グループについての記事を書く予定です。

各ブランドに
どのような歴史や思いがあるのかや、
代表作はどんな化粧品なのか等を
知りたい方はぜひお読みください☆

GIVENCYの基本情報

1952年、フランスにて
ユベール・ド・ジバンシィが設立。

花ユイ

同年に初コレクションも行い、
彼の斬新なアイディアと
シャープな感性は、
「モードの神童」と絶賛されたようです。

1954年、
オードリー・ヘップバーン主演映画
「麗しのサブリナ」の衣装を一部担当。

1955年、
「自由なライン」として発表した
ウェストもヒップもない
シュミーズ・ドレスが反響を呼ぶ。

1956年、
レディースウェアライン
「GIVENCHY UNIVERSITY」を発表。

1957年、「ルド」と
オードリー・ヘップバーンを
イメージした「ランテルディ」の
2本の香水を発表。

花ユイ

ランテルディには
「禁止」という意味があり、
これをネーミングした理由は、
オードリーが
「これは私が大好きな香りだから
私以外は使っちゃダメよ」と
ユベールに言ったからだそう。

1961年、
オードリー・ヘップバーン主演映画
「ティファニーで朝食を」のために
黒いドレス等をデザイン。

花ユイ

オードリー演じるホリーが
作品の冒頭で着用しているLBDは
ジバンシィがデザインしたのですね!
他、
「パリの恋人」
「おしゃれ泥棒」
「昼下がりの事情」でも
ジバンシィの衣装を着用したようです。

1968年、
「GIVENCHY NOUVELLE BOUTIQUE
(ジバンシィ・ヌーベル・ブティック)」
開設。

1972年に男性用化粧品を発表し、
1973年にはメンズウェアライン
「GENTLEMAN GIVENCHY」を発表。
※1999年に「GIVENCHY」へ改称。

1987年、
LVMH社がジバンシィを買収。

1989年、
メイクアップライン、
「BEAUTE GIVENCHY
(ボーテ ジバンシィ)」を発表。
同年、
スキンケアラインの
「SWISSCARE
(スイスケール)」も発表。

1991年、ヴェルサイユを皮切りに、
世界4ヶ所にスパを展開。
※他、モーリシャス、スイス、カナダ。

1995年、
ユベール・ド・ジバンシィが
オートクチュール・コレクションを
最後に引退。

日本へは2014年に表参道へ
路面店をオープンし、
現在では全国のデパートに
カウンターを展開しています。

GIVENCHYの思想

GIVENCHYの思想を知る上で、
下記のページが参考になります。

メイクアップ
ジバンシイ メイクアップは感情に訴えかける美しく鮮やかな発色と、最先端テクノロジーを取り入れた独自の処方で、一人ひとりの個性を引き出しながら、その人だけの最高の美しさを叶えます。

https://www.givenchybeauty.com/jp/メイクアップ/

メゾン
ジバンシイについて

ジバンシイは、ブランドの真髄であるインスピレーションやモダニティといった遺産を受け継ぎ、設立当初から変わらず独自のアバンギャルドなエレガンスを体現しています。
(中略)
貴族の家系に生まれたユベールは、伝統を重んじる精神と、常識にとらわれない考え方を持ち合わせていました。 その相反性は彼の創造性の源であり、彼は、自身初となるコレクションでこれを証明します。 彼が提案した「セパレーツ」は、女性のセパレートスタイルと「カジュアルシック」をもたらし、既成概念にとらわれないエレガンスで新時代の到来を告げました。
(中略)
ジバンシイのスキンケアは、革新的なアプローチで多岐にわたる研究と開発を行い、クチュールドレスを仕立てるように、一人ひとりの肌の内側からの美しさを最大限に引き出すために生まれました。 そしてメイクアップは、肌色や質感を自在に操って女性の肌に立体感をもたらす革命的な4色構成のフェイス パウダー「プリズム ドゥスール」でデビューを果たしました。

https://www.givenchybeauty.com/jp/メゾン/housegivenchy.html

ジバンシィの理念が
見つからなかったのですが、
ジバンシィの歴史を辿ると、
ワンピースが主流の時代に
「セパレーツ」を提案したことや
メイクアップに
「4色構成」を用いたことなどから、
女性の体型や肌の色が
ひとつの型にハマらないことを
体現してくれていることが分かり、
ファッションセンスだけではなく
個性を尊重するという内面も持った
ブランドだと感じました。

GIVENCHY(化粧品)の代表作

プリズム・リーブル

より画像引用。

“人の肌色は単色では表現できない”
というユベールの考えにより生まれた、
4色が一体化している
ルースタイプのフェイスパウダーです。

花ユイ

色展開などの
バリエーションが豊富なので、
自分にしっかりと合うものを
選べるところも良いですね♪

(価格一例)
1g×4 ¥3,960
2.25g×4 ¥8,250
2014年9月5日リニューアル発売。

プリズム・リーブル・スキンケアリング・コレクター

より画像引用。

「自然界にある光の魔法、
プリズムを再現するように、
透明感あふれる明るさをもたらし、
ケアしながら肌のトーンを整えます。」

ブルー、グリーン、オレンジの
3色展開。

花ユイ

透明感演出にブルー、
肌の赤みにグリーン、
黒クマにオレンジ等、
コントロールカラーは
顔色をフラットにしてくれる
ので全色欲しいところ。苦笑
チップタイプなので
部分使いに最適ですね♪

11ml ¥4,620
2023年2月3日発売。

GIVENCHY を調べて感じたこと

ジバンシィについて調べていると、
たくさんのサイトで
オードリー・ヘップバーンについての
エピソードが出てきて楽しかったです。
(オードリー・ヘップバーンが好きなので・・・)

より画像引用。

オードリー・ヘップバーンの主演映画で
唯一持っているDVDは
「ティファニーで朝食を」ですが、
この冒頭のシーンの美しさを
象っているものと言えば、
やはりオードリー・ヘップバーンが
身に纏っている衣装だと思います。

以前Diorについて調べていた際、
Diorは女性のくびれなどを強調した
デザイン(ニュールック)が特徴であると
知りましたが、
GIVENCHYのデザインはDiorとは対照的に
ゆったりとしたデザインが特徴的
(ニュールックの反対)であったようで、
この大勢の人が着やすく、
動きやすいデザインは
どれだけ多くの女性にとって解放感を
与えてくれたのか。
想像するに容易いです。

ジバンシィには
「高級でエレガント」なイメージばかりを
持っていましたが、
実は「リラックス」「個性を尊重する」
という面があったと知り、
俄然興味が湧きました!

ABOUT ME
花ユイ
元エステティシャンのコスメコンシェルジュ。 【美容に関する取得資格一覧】 ●日本化粧品検定1・2級取得 ●ソワンエスティック協会 エステティシャンセンター試験合格 ●色彩技能パーソナルカラー検定モジュール1 ●ユルルカ(ヘッドスパ)修了証 ●シュウウエムラメイクスクールズ修了証 ●K-twoセルフネイルコース修了証 など。