花めく美容ブログ
by元エステティシャンのコスメコンシェルジュ
メーカー(ブランド)

【DIOR】世界のラグジュアリー化粧品ブランドについて知りたい!

こんにちは!
元エステティシャン
現コスメコンシェルジュの
花ユイです♪

今回は、
外資大手化粧品メーカーの深掘り第6弾として
DIOR(ディオール)を調べていきます♪

今までに調べたブランドはこちらです。

他には、

  • YVE SAINT LAURENT BEAUTE
    (イヴ・サンローラン・ボーテ)
  • GIVENCY(ジバンシィ)
  • CLARINS(クラランス)

などを調べる予定です♪

各ブランドに
どのような歴史や思いがあるのかや、
代表作はどんな化粧品なのか等を
知りたい方はぜひお読みください☆

DIORの基本情報

1946年、フランスの
モンテーニュ通り30番地にて、
クリスチャン・ディオールが
オートクチュールメゾンを創設。

1947年、
ファーストコレクションとなる
1947春夏コレクションを発表し、
コスメティックラインも誕生。

花ユイ

建築における装飾を学び、
イラストレーターとしても活躍した
クリスチャン・ディオールが
ファッション業界に足を踏み入れて
パリコレで発表したスタイルは
当時「ニュールック」と呼ばれ、
話題になったそうです。

同年に
「Pafums Christian Dior」創立。
クリスチャン・ディオールの
幼なじみであった
セルジュ・ヘフトラー=ルイシュが
ディレクターに主任し、
初の香水となる「ミス ディオール」を発表。

1948年、ニューヨークの5番街に
Christian Dior New Yorkをオープン。
ラグジュアリーなプレタポルテと
アクセサリーの限定コレクションを展開。

同年に
「Christian Dior Pafums New York Inc.」
を設立。

1949年、フレグランス
「ディオラマ」発売。

1952年、ロンドンにて
「Christian Dior London」を創立。

1953年、
ロジェ・ヴィヴィエがデザインした
カスタムメイド シューズを制作する
Christian Dior Delman社を設立し、
このブランドは1958年に
「Christian Dior by Roger Vivier」となりました。

1954年にコスメラインを本格始動。

花ユイ

オートクチュールブランドが
初めてメイクアップ製品をリリース
するとのことで話題を集めます。

1955年、モンテーニュ通りと
フランソワ・プルミエ通りが交わる一角に
ブティックをオープン。
Pufums Christian Dior初となる
22種類のカラーが揃う
リップスティックボックスセットを発売。

1956年、フレグランス
「ディオリッシモ」の発表。

1957年、
クリスチャン・ディオール死去。
(享年53歳)

花ユイ

ブランド設立から数えて
わずか12年目の悲劇だったようです。

同年、
1955年からクリスチャン・ディオールの
アシスタントをしていた
イヴ・サンローラン(当時21歳)が
メゾンのクリエイティブディレクターに就任。
(1960年に
アルジェリア戦争へ徴兵されるまで)

1958年、イヴ・サンローランによる
クリスチャン・ディオールのための
ファーストコレクションとなった
「トラペーズ」ラインを発表。

1960年、新たな
クリエイティブディレクターに
マルク・ボアンが就任。
(約30年続く)

1966年、
DIOR初のメンズフレグランス
「オー ソヴァージュ」を発売。

1967年、セルジュ・ルタンスが
ディオール・メイクアップの
クリエイティブ&イメージディレクターに就任。
(1980年にティエンが後継者となる)

1967年、
フィリップ・ギボージュが
クチュール・メゾンのプレタポルテライン
「ミス ディオール」を作成。

同年、モナコ公国のグレース公妃が
マルク・ボアンとともに
モンテーニュ通り28番地に初の
Baby Diorブティックをオープン。

花ユイ

その後もDIORは、
数々のデザイナーや
ディレクターが受け継ぎ、
様々なコレクションや
フレグランスを発表し続けて
今日まで成長を遂げてきています。
この点が、
他のブランドとは大きく違いますよね。

現在はLVMH(フランスの企業グループ)の
傘下にあります。

DIORの思想

ディオールが掲げる「美しさのみを次世代へ継承する」というビジョン。それは具体的に2030年までに、スコープ1、2、3の二酸化炭素排出量を46%削減し、地球の温度上昇を+1.5℃に抑えるパリ協定の目標に歩調を合わせることを意味します。

(中略)

私たちの活動の中心には、ムッシュ・ディオールから受け継いだ花への尽きない愛があります。その愛は、ディオールが世に送り出す一つひとつのディオール フレグランス、スキンケア、メイクアップ クリエイションの原点。

https://www.dior.com/ja_jp/beauty/フレグランス-ビューティー/our-commitments?tab=ディオールの使命

近年のDIORの思想を知る上で、
上記のページが参考になります。

花ユイ

クリスチャン・ディオールの
女性を美しくするだけでなく、
幸せにしたい
」という理念も、
今日まで受け継がれているそうです。

DIORはトータルビューティブランドとして常に新しいトレンドを創り続け、女性の魅力を高めながら、幸福感をもたらすクリエイションを届けています。

https://www.daimaru.co.jp/shinsaibashi/shop/dior.html

DIOR(化粧品)の代表作

アディクト リップ マキシマイザー

より画像引用。

”女友達へのギフトの代表格“
とも言えるほど、人気の製品です。

「瞬時にふっくらとボリュームアップし
1日中うるおいでトリートメントする
90%自然由来リッププランパー」

花ユイ

20色以上の
カラー展開がありますが、
プレゼントで贈る際は
001番のピンクシアーが
間違いないですよね♪

¥4,620
2023年リニューアル発売。
※リニューアル前の製品は2007年発売。
※現時点での参考価格です。

バックステージ アイパレット

より画像引用。

「鮮やかな発色で様々な質感を楽しめるアイパレット」

※上記の画像は003番「アンバー」の色味で、
ニュートラルカラーを基調としたコッパー系のパレット。

花ユイ

私が買うとしたら、
このパレットが欲しいです♡

¥6,710
2018年7月6日発売。
※6月20日先行発売。
※現時点での参考価格です。

ミス ディオール ブルーミング ブーケ オードゥ トワレ

クリスチャン・ディオールにとって
特に思い入れの強かったであろう、
「ミス ディオール」のエピソードをご紹介させてください。

より画像引用。

上記の画像は「ミス ディオール」という
あまりにも有名なフレグランスの中でも、
ベストセラーの製品である
「ブルーミング ブーケ オードゥ トワレ」です♪
※みずみずしいフローラル フルーティ ブーケの香り。

1947年に誕生したミス ディオールには、暗い時代の中で女性たちに再び生きる喜びを届け、幸せになって欲しいというクリスチャン・ディオールの願いが込められています。そして、今も変わることなくミス ディオールは、美しさと幸せを約束し続けて来ました。

ブルーミング ブーケは、花々が優しく包み込むようにいきいきと柔らかに香るフレッシュなフローラルの香り。煌めきに満ちた花々が咲き誇るブーケは、一目惚れを思わせるカラブリアン ベルガモットのみずみずしい輝きで幕を開けます。ピオニーとローズノートが、情熱的な愛のように優美に香り、ホワイト ムスクの繊細なレースにふんわりと包まれ花々が語りかけるように、愛の煌めきと喜びを物語ります。」

https://www.dior.com/ja_jp/beauty/products/Y0996612-ミス-ディオール-ブルーミング-ブーケ-オードゥ-トワレ-フレッシュ-テンダー-ノート
花ユイ

「ミス ディオール」は、
1947年に
クリスチャン・ディオールの
最愛の妹であるカトリーヌを
イメージして作られました。
カトリーヌは当時の戦争中に
レジスタンスに加担して
1年ほどドイツに逮捕・収容され、
1945年に解放されたばかりでした。

「暗い時代」を必死に生きた
兄妹の絆を感じるエピソードです。

30ml ¥8,690
50ml ¥13,750
100ml ¥19,250
2008年7月25日発売。
※現時点での参考価格です。

DIORを調べて感じたこと

実は以前CHANELについて
調べていた際に知ったのですが、
CHANELとDIORはよく比較対象とされるそうです。

その理由は、
ココ・シャネルと
クリスチャン・ディオールが
活躍した時代が被っていて、
双方がオートクチュールメゾンで
あったからのようですが、
お互いが目指すものが全く違っており、
ココ・シャネルは彼を心底嫌っていた
そうです。

と言うのも、
シャネルが女性のためにと
提案したデザインは、
黒色のリトルブラックドレスや、
ジャージ素材のパンツスタイルであったりと
シンプルで活動しやすいものであったのに対し、
クリスチャン・ディオールが提案したのは
華やかな花の刺繍があしらわれ
女性らしくくびれたシルエットのドレス。

彼のデザインはまさに、
ココ・シャネルが苦心して払拭した
窮屈で女性らしいスタイル
復活させたようなものだったのですね。

各ブランド歴史を知ることで、
面白いエピソードに出会えました。笑

確かにDIORは様々なお花を集めたイメージ画
(広告・CM等)を多く取り入れていて
とても華やかで愛らしい印象がありますが、
それだけでなく
高級さも感じさせるデザインの製品も多く、
心惹かれます。

これからもDIORをチェックして、
化粧品や美容への気持ちをキュンと高めたい時に積極的に選ぼうと思います♡

花ユイ

私がパケ買いしたいと
ずっと狙っているのは、
プレステージ ル ゴマージュです。

ABOUT ME
花ユイ
元エステティシャンのコスメコンシェルジュ。 【美容に関する取得資格一覧】 ●日本化粧品検定1・2級取得 ●ソワンエスティック協会 エステティシャンセンター試験合格 ●色彩技能パーソナルカラー検定モジュール1 ●ユルルカ(ヘッドスパ)修了証 ●シュウウエムラメイクスクールズ修了証 ●K-twoセルフネイルコース修了証 など。