花めく美容ブログ
by元エステティシャンのコスメコンシェルジュ
化粧品・施術レビュー

メラノCCとドクターシーラボのビタミンC化粧水を比較!

こんにちは!
元エステティシャン
現コスメコンシェルジュの
花ユイです♪

みなさん、ビタミンCはお好きですかー!?

私はサプリメントでも摂りますが、
スキンケアコスメを積極的に
朝晩のスキンケアに取り入れています!

私のお肌の味方なんです♪
※お肌が弱い方や敏感な時の使用には注意が必要です。

今回はそんなビタミンCを配合した
化粧水の中でも大人気の
【メラノCC】薬用しみ対策 美白化粧水

【ドクターシーラボ】(新)VC100エッセンスローションEX
を比較して成分や使用感をご紹介していきます♪

先に結論を言うと私はメラノCCを愛用していますが、
どちらが肌に合うかは人それぞれですので、
『どっちを買おうか迷っている』という方にとって
私の選び方が参考になれば嬉しいです♡

ビタミンCのはたらき

ビタミンCのはたらき

ビタミンCの主な働きを並べます。
・抗酸化作用
・紫外線ダメージの抑制
・コラーゲンの酸性促進
・シワの予防や改善
・皮脂分泌の抑制
・毛穴の引き締め
・ニキビを防ぐ
・炎症や色素沈着の抑制
 など。

美肌づくりにとって、
嬉しいことばかりですよね!

ビタミンCの種類

化粧品に配合するビタミンCは、
ビタミンCそのもの
ビタミンC誘導体に分かれます。

ビタミンC
アスコルビン酸、L-アスコルビン酸や
ピュアビタミンCなどの名称があります。

ビタミンC誘導体は種類が多いので
よく目にする名称をいくつかピックアップすると、
・3-O-メチルアスコルビン酸
・アスコルビルリン酸Na
・リン酸アスコルビルMg
・アスコルビルグルコシド
・グリセリルアスコルビン酸
・テトラヘキシルデカン酸アスコルビル
などがあります。

ビタミンCは美容に嬉しい作用がたくさんありますが、
酸化しやすく不安定な成分です。
そのためビタミンC誘導体は、
安定性を高めて作られているものです。

ビタミンCそのものの効果を最大限発揮出来れば、
もちろんビタミンCそのものの方が
ビタミンC誘導体よりも効果は高いですが、
その分刺激も強いです。

そのためどちらを選ぶと良いかは、
ビタミンCの配合技術や使う人の肌質により、
一概には言えません。

メラノCCの薬用しみ対策美白化粧水

※パッケージフィルムを剥がしているので、
ストックしている詰め替えパウチを
並べています。苦笑

成分や特徴

医薬部外品のため、
有効成分が配合されています。

【有効成分】
・3-O-エチルアスコルビン酸(美白)
・グリチルリチン酸ジカリウム(抗消炎剤)

【その他の成分】
※ 私の愛用している
しっとりタイプでご紹介します♪

アスコルビン酸(ビタミンC)、グレープフルーツエキス、レモンエキス、アルピニアカツマダイ種子エキス(アルピニアホワイト)、BG、濃グリセリン、DPG、POE・POPデシルテトラデシルエーテル、パラベン、クエン酸ナトリウム水和物、無水クエン酸、キサンタンガム、エデト酸塩、香料

医薬部外品は成分配合量の多い順に
表記しなくて良いので(順不同)、
それぞれの配合量は分かりません。

ロート製薬はビタミンCを
安定して配合させる技術が高いので、
このプチプラ価格の化粧水に
ビタミンCそのものも配合出来ているのは流石ですね。

しっとりタイプは通常タイプと違って
エタノール、無水エタノール、l-メントールなどの
配合が無いので刺激を感じにくい処方になっています。

使用感

テクスチャーはとろみがあり、
容器からポタポタと出るので
塗る量をコントロールしやすいです♪

肌に馴染むのに時間がかかり、
馴染んだあとも若干ペタペタします。

その後のメイクなどに響く感じはしませんでした。

花ユイ

ビタミンCが配合されていますが
私は特に刺激は感じません。
ですがこれは人によると思います。

ドクターシーラボのVC100エッセンスローションEX

※サンプルを購入して毎日使いました。
約7日分と記載がありますが
私は朝晩使用で1ヶ月以上持ちました。

成分や特徴

医薬部外品ではなく一般化粧品なので、
全成分は配合量の多い順に記載されています。

【全成分】

水、DPG、グリセリン、1,2-ヘキサンジオール、パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na、3-O-エチルアスコルビン酸、ナイアシンアミド、加水分解コラーゲン、水溶性コラーゲンクロスポリマー、ヒアルロン酸Na、加水分解ヒアルロン酸、アセチルヒアルロン酸Na、BG、PCA-Na、PEG-10メチルエーテルジメチコン、PEG-30グリセリルココエート、PEG-32、PEG-75、PPG-10メチルグルコース、PPG-20メチルグルコース、アルギニン、グリコール酸、トレハロース、ポリクオタニウム-51、ポリソルベート80、乳酸メンチル、クエン酸Na、フェノキシエタノール、グレープフルーツ果皮油、オレンジ果皮油

ベース成分や防腐剤表記のあとすぐに
ビタミンC誘導体の記載があるので、
ビタミンC誘導体の配合量は多いと思います。

また、
パルミチン酸アスコルビルリン酸3NaはAPPSと呼ばれ、
両親媒性で水にも油にも馴染みやすく、
肌へ浸透しやすいことが特徴のビタミンC誘導体です。
素早く肌細胞へ届きながらも壊れにくいので、
美肌への高い効果を期待することが出来ます。

他にも
コラーゲンやヒアルロン酸、ナイアシンアミドなどの
美容成分が配合されているのが嬉しいですね!

花ユイ

このAPPSの弱点は
安定性が低くて劣化しやすいことですが、
VC100ローションは
APPSが安定しやすいよう、
pHを中性にしてあることが凄いです。

pHを中性にすると、
よく使われる防腐剤のひとつである
パラベンの効果を発揮出来ませんが、
パラベンを配合せずに
他の防腐剤で代用しています。
APPSへのこだわりを感じますね!

使用感

容器からタラタラと出るほど
粘土の低いテクスチャーなのに、
肌に塗るととろみを感じます。

このとろみは増粘剤などではなく
ヒアルロン酸によるものだそう!
肌が内からふっくらと潤いそうですね。

肌に馴染むのは早かったです。
馴染んだ後はさらっとして、
肌表面の保湿は物足りなく感じました。

メラノCCとドクターシーラボのビタミンC化粧水を比較

それでは、
【メラノCC】薬用しみ対策 美白化粧水

【ドクターシーラボ】(新)VC100エッセンスローション
を比較していきます♪

比較する項目は
成分構成・使用感・効果実感
です。

効果実感は、
私がそれぞれを1か月以上使って
感じた変化をもとに書くので、
あくまでも個人的な感想として
参考程度にお読みください♪

成分構成

メラノCCはビタミンCそのものが
入っていたりと、
ビタミンCの効果をしっかりと感じられるような処方。
そして実際に医薬部外品として
その効果を認められています。

ドクターシーラボは
APPS(ビタミンC誘導体)を
安定させる処方をしながら
他の美容保湿成分も配合していて、
トータルで見た時に美容効果の高そうな処方です。

肌が敏感でなければどちらを
選んでも良いと思いますが、
敏感肌やインナードライな肌であれば
刺激がマイルドかつ保湿美容成分配合の
ドクターシーラボがおすすめ。

肌がある程度強くて
刺激が気にならない方は、
ビタミンCの効果が認定されている
医薬部外品のメラノCCがおすすめです。

使用感

メラノCCは肌に馴染ませたあとに少しペタペタと感じ、
ドクターシーラボは肌に馴染ませるとすぐにさらっとしたので、
テクスチャーだけで言えば
秋冬にメラノCC / 春夏はドクターシーラボと
使い分けても良いなと感じました。

花ユイ

効果を考えると、
春夏の紫外線には
より効果の高いビタミンCを
塗った方が良いと思うので、
春夏にも医薬部外品のメラノCCを
塗りたいところです。

効果実感

私は1年以上毎日メラノCCを使っていましたが、
今年リニューアルした
ドクターシーラボのサンプルを購入して
1ヶ月以上こちらばかりを使い、
効果実感を比べることに。

ドクターシーラボを使い始めて
しばらく経った頃、
『顔のトーンが明るくなったかも』
『頬の毛穴が前より開いちゃったかも』

と感じました。

単純にビタミンCの効果があれば、
顔のトーンは明るくなり、
毛穴は引き締まるはずです。

でも、
毛穴が開いた気がしたということは
皮脂分泌の多い脂性肌の私は
メラノCCの方が毛穴開きに効果を感じたということです。

ということは顔のトーンアップは
ビタミンC誘導体の効果というよりも、
コラーゲンやヒアルロン酸によって
肌細胞が潤うことで、
肌色が明るくなったのかも知れませんね。

※コラーゲンやヒアルロン酸により
肌がふっくらすることで
毛穴の開きも目立たなくなる方もいます。

比較した結果

シンプルにビタミンCの効果を
求める場合はメラノCC、
保湿など他の美容成分の効果も
求める場合や肌が敏感な場合は
ドクターシーラボが合いそうですね。

比較することにしたキッカケ

今回の記事を書くことにしたのは、
化粧品化学者さんと化粧品研究者さん、
それぞれがyoutubeに
アップした動画がきっかけでした。

化粧品化学者さんは、
メラノCCとドクターシーラボを含む
ビタミンC配合化粧水に対して、
ビタミンCが失活せず効果を発揮するかを試験。
その結果、
ドクターシーラボの化粧水は
ビタミンCが失活しているという結果になりました。

化粧品研究者さんは、
ドクターシーラボにはビタミンCが
どのくらいの濃度で
配合されているかを試験。
結果は0.9%前後の配合だとされており、
これはビタミンCが肌へ作用するのに
充分な濃度であると仰っていました。

第三者の目線でそれぞれの動画を
視聴して感じたことは、
まず
『ビタミンCを配合していても
安定性が悪くて失活している可能性も
あるから化粧品を選ぶのは難しいな』

ということと
『化粧品の成分配合量は
成分表示に記載されていないことが多いから、
実際にどれだけ配合されているかを
知るのは大変だ』

ということ。

そのつぎに、
『ドクターシーラボのビタミンCは
失活しているはずなのに、
ドクターシーラボを試験して
ビタミンCの反応を見て
濃度が分かるってどういうこと?』

という、混乱にも近いものでした。

やはり化粧品は
使いたい商品を成分で絞ったあと、
実際に使ってみて
自分の肌に合うか合わないかを
試すことが大切だと思い、
どちらも使うことにしました。

そして使ってみた感想を含めて
『私ならどちらを選ぶか』という
一個人としての意見を
書くことにしました^^

まとめ

私の肌は脂性肌よりの混合肌ですが、
肌質は人それぞれですし
肌の状態も季節や生活環境、
年齢、ストレスの有無など
様々な要因で変わるものなので、
どちらの方が効果があるかは
何十人もの肌で実験しないと分かりませんし、
分かったとしてもそれが
自分の肌に合うかどうかは分かりません。

私はコスパや医薬部外品で
美白の効果を認められているところが決め手となって
メラノCCを愛用していますが、
これが正解という訳ではありません。

この記事が、
どちらを買うかで悩まれている方が
選ぶ際の参考になれば幸いです。

ABOUT ME
花ユイ
元エステティシャンのコスメコンシェルジュ。 【美容に関する取得資格一覧】 ●日本化粧品検定1・2級取得 ●ソワンエスティック協会 エステティシャンセンター試験合格 ●色彩技能パーソナルカラー検定モジュール1 ●ユルルカ(ヘッドスパ)修了証 ●シュウウエムラメイクスクールズ修了証 ●K-twoセルフネイルコース修了証 など。