こんにちは!
元エステティシャン
現コスメコンシェルジュの
花ユイです♪
みなさんは歯並びに自信がありますか?
私は接客業(美容系)をするようになってから、
前歯にコンプレックスを感じ始めました。
歯列矯正をするかどうか、
何度も脳裏をよぎったのですが
『歯列矯正って、
お金がかかるだろうし
通院も大変そうだし
矯正自体よくわからないけど
とりあえず辛そうだし・・・』と、
ずるずると月日が流れていきました。
しかし5年が経ち、
歯列矯正をしている方と出会って
『私もとりあえず相談に行って話を聞いてみよう!』と
歯列矯正を行える歯医者を探し、
その後
無事に歯列矯正をスタートし、
治療を終えることが出来ました。

結果として、『やって良かった』です!
ということで、
私の歯列矯正体験談をお伝えします♪
私の歯並びは「不正咬合」と診断されて、
医療費の確定申告の対象だったので
医療費の確定申告についても触れますね♪
歯列矯正にご興味がある方の
参考になれば幸いです^^
歯列矯正をする病院の選び方は?
私が歯列矯正に対して
不安に思っていたことのひとつは、
金銭面でした。
なのでまずは、
治療費が明瞭な歯医者を探すことに。
次に、その中でも
通いやすい立地を重視しました。
私は田舎に住んでいたので、車移動が基本でした。
そのため、
歯医者に駐車場があるかどうかや
通勤路を大きく外れない場所にある
歯医者を基準にして探しました。
歯列矯正中は突然
病院に寄りたくなる日が
何度もあったため、
仕事後に行きやすい場所を
選んでおいて良かったです!
また、
休日だけでなく
仕事後も通えるようにしておけば
予約をとりやすくなるので、
予約の都合による無駄な日が減り、
矯正期間が短くなることも
あると思います◎
歯列矯正についてよく知らなかったため
希望の矯正の種類などは特になく、
まずはこのように
金額と立地を基準にして探し、
相談に行って話を聞くことにしました。
歯列矯正を始める前の検査について
歯列矯正の相談に行き、
まず歯並びや嚙み合わせを診てもらってから、
どんな治療方法(矯正の種類)があるかなどの説明を聞きました。
※相談は無料。
ここで治療方針を決めて
次回からスタート出来るかと思いきや、
まずはレントゲンを撮って
親知らずの状態や虫歯の有無を確認したりして
精密検査を受ける必要がありました。
※親知らずの状態によっては
先に抜歯をする必要があります。
虫歯があると、先に虫歯治療が必要です。
こちらはHPにも料金の記載があり、
¥32,400(税込)でした。
※当時は消費税8%。
この時にとった歯型で、
自分の歯並びが分かるレプリカを作ってくれました。

矯正前のレプリカがあることで、
矯正中や矯正終了後に、
歯並びがどのくらい変わったかを
都度都度比べやすかったです!
先生が
「毎日自分の顔を見ている
本人は、意外と歯の変化に
気づきにくい」と
仰っていましたが、
確かにそうですよね。
※レプリカは病院で保管されていましたが、
矯正が終了した後は
病院処分か持ち帰るかを選べました。
(私は処分してもらいました。笑)
私が行った歯列矯正の種類について
私は前歯2本が気になっていたので、
部分矯正をすることにしました。
選んだのは
ブラケット矯正(メタルブラケット)で、
“矯正と聞いてみんなが思い浮かべる”
金属ワイヤーでの矯正でした。

このブラケット矯正は歯に圧をかけやすく、
歯を動かしやすいのが特徴で、
「これならより早く終われそうだよ」
とのことでした。
矯正終了の目安は
6〜7ヶ月と言われました。
また、
目立ちにくい審美ブラケットや、
マウスピースで行うインビザラインより
低コストなことも決め手でしたね。
私が選んだ歯医者の部分矯正基本料は
6本で¥108,000(税込)だったので
矯正を開始する際に現金で支払いました。
この6本とは、
前歯2本と両サイドの各2本を調整して
部分歯列矯正を進めるために必要な本数のようでした。
ブラケット矯正体験談
精密検査から1ヶ月近く経ち、
歯のクリーニングなどの準備も済ませ、
ようやく矯正が始まりましたが、
それからは痛みや苦難の日々でした。笑
動かす6本の歯だけにワイヤーをつけるのではなくて
上の歯全体にワイヤーを渡らせるため、
両奥歯の外側に土台となる装置をとりつけますが、
これはまるで工事です。笑
さらに、はじめのうちは奥歯と奥歯をつなぐパラタルバーを
取り付けられてしまったので、
舌がワイヤーの下でしか動かせず、
非常に話しにくい&食べにくい状態に。

土台をより強固にするために
取り付けるようです。
さらに詳しい効果は
下記記事をご覧ください。
また、矯正中は基本的に約1ヶ月ごとに通院して、
徐々にワイヤーを締める調整が必要になります。
私の実際の通院日は、
2/1→3/9→4/20→5/18→
6/7→7/19→8/17→9/14…
といった感じでした。
調整した日は歯が痛むので、
柔らかいうどんなどを食べて凌いでいました。
調整料は¥4,320/回でしたが、
途中で税金が10%に引き上がり、
それからは¥4,400/回となりました。
痛みのトラブルや解決法としては、
奥歯の外側にワイヤーの両端があるため
「う」の発音などで口をすぼめる際に
ワイヤーの端が頬の内側の粘膜に刺さり、
そこが傷や口内炎になって辛かったので、
毎回ワイヤーの端には樹脂でキャップをしてもらっていました。

他にも、
ワイヤーを固定する装置が
角張った金属(=ブラケット)なので、
唇を舐めようとするだけで
唇の内側の粘膜が装置の角に引っかかり、
傷や口内炎に・・・。苦笑
なので唇を舐めることすら難しく、
いつも唇が乾燥ぎみでした。

【ブラケット矯正のメリット】
ブラケット矯正は治療終了までが早く、
難しい歯並びにも対応出来て、
コストも控えめ◎
【ブラケット矯正のデメリット】
痛みを感じることが多いので話しづらかったり、
食事が大変。
また、見た目が悪いです。
お手軽そうな「部分矯正」の落とし穴
部分矯正を選び、
辛いながらも順調に前歯が動いていたある日・・・
今まで噛んだことがないような
位置の歯で舌を噛んでしまいました。
どうやら、
前歯が下がってきたことで、
その奥にある歯が内側に追いやられて
移動してしまったようでした。

これが部分矯正の“落とし穴”でした。
このように、
部分矯正は全体矯正と違って
全体の歯並びを整えられなかったり
噛み合わせが悪くなったりすることがあるようです。
結局、
矯正開始から4ヶ月後に追加で
部分矯正基本料¥108,000を払い、
後から動いてしまった歯も矯正をすることになりました。
先生も、私の全体の歯並び的に
「部分矯正でも大丈夫だろう」と
判断されていたと思いますが、
私のこの動いてしまった歯は
内外が回転して生えているという
訳アリさんだったため、
こちらの矯正に手間取り、
結果として
歯列矯正を終えるまでに
1年7ヶ月もかかりました。
※当初の予定の約3倍の期間です。
歯列矯正後の後戻り防止ケア
辛くて長い歯列矯正もいよいよ終わりがやってきて、
最後の通院日には矯正装置を外してもらい、
歯を削って整えるなどの微調整や歯石除去、
クリーニングをしてもらいました。
この時の
嬉しさったらないです!!
これまでは
犬歯が尖っていたため、
不意に唇を傷つけたり
口腔内にあたって口内炎が
出来たりしていましたが、
少し削ってもらうだけで
だいぶ回数が減りました◎
最後は保定料と言って装置の撤去やクリーニング、
後戻り防止用の保定装置や検査代として
¥77,000(税込)かかりました。
『保定装置って何!?また何か着けるの!?』と
思いましたが、
こちらは
治療が終わった後の歯型でリテーナー(マウスピース)を作り、
自宅で定期的に装着して後戻りを防ぐためのものでした^^♪

はじめの1ヶ月間は
食事の時以外ずっと着けておくか、
就寝時に着けてねと言われました。
その後3ヶ月までは週に2〜3日、
3〜6ヶ月までは週に1日、
その後は月に2日など、
装着の間隔を延ばしていってOK
とのことでした。
私は寝ている時の
食いしばりがあるようで、
1年ほどで
リテーナーの奥歯部分が
破損してしまいました。
2個めからは¥5,000ほどで
新しいものを買えると
仰っていた気がするので、
近々購入しようと思っています。
歯列矯正にかかった料金は?
私の歯列矯正(部分矯正/ブラケット矯正)に
かかった費用をざっくりと計算します。
①精密検査料
¥32,400
②部分矯正基本料金
¥108,000×2=¥216,000
③調整料
¥4,320×8回=¥34,560
+
¥4,400×11回=¥48,400
計=¥82,960
④保定料
¥77,000
①+②+③+④=¥408,360
もし
部分矯正が1セットしか必要が無く、
当初の予定通り約半年で治療が終わっていたら
25万円以内で済んだ
と思うと高い金額ですが・・・
歯並びの悪さが軽度の方でしたら
30万円程度で済む可能性があると思うと、
『やってみようかな』と
感じられる金額ではないでしょうか?♪
この他に、
矯正中の歯磨きのしづらさを
解消するアイテムを購入したりと、
¥500ほどの支払いも
ちょこちょこしていました。
もし、
私のように(審美目的ではなく)
「不正咬合」と診断されて
歯列矯正治療をすることになった場合は、
医療費の確定申告を行って還付金を受け取り、
少しでも損をしないようにしてくださいね♪
医療費の確定申告とは
簡単にまとめると、
1月〜12月までに
- 保険証を使った病院の診察や治療
- 医療品購入
- 介護保険サービス、
- その他の医療費
上記に当てはまる医療費が
10万円以上かかった場合に、
その翌年の2/16〜3/15の期間中に
医療費の確定申告を行うと、
控除されたお金の一部が
還付金として戻ってくるものです!
私の場合は・・・
2018年12月に相談(¥0)。
〜年末年始休院を挟む〜
2019年1月に精密検査(¥32,400)、
部分矯正基本料(¥108,000)の支払い。
6月に追加で
部分矯正基本料(¥108,000)の支払い。
さらに2019年中の
調整代と医療品(¥48,346)がかかり、
合計¥296,746という大きな支払いが
1年間に凝縮されていたので、
皮膚科にかかった分も合わせると
¥324,490(医療費の合計額)の
確定申告を行うことが出来ました♪
医療費の控除対象額算出法の
大まかなイメージとしては、
医療費の合計額
-10万円(私の所得では¥80,740)
-保険金(0円)=医療費控除額(¥243,750)
となります!※令和元年

算出した医療費控除額(¥243,750)から
還付金がいくらになるかを計算すると、
こんな感じです↓!
①¥243,750×所得税(5%:課税所得による)
=¥12,187
②¥243,750×住民税(10%:固定)
=¥24,375
①+②=¥36,562(還付金)が戻る!
①の所得税は指定した口座に
振り込まれます。
②は申告した年の6月から納税する
住民税額から引かれて調整されます。
なので、矯正には
トータル¥408,360かかりましたが、
還付金の¥36,562を引くと
実質負担額は¥371,798でした!
もし、
もっと早く相談に行って
前年のうちに精密検査等を
始めてしまっていたら、
検査分の申告が出来ず、
少し勿体なかったと思います。
相談に行って
「不正咬合」と診断されたら、
1月に検査や治療を始めるのが
お得かも知れません♡
歯列矯正のまとめ!
歯列矯正についてポイントをまとめます!
- 通いやすく、治療費を明示している
歯医者を探して話を聞きに行く! - ブラケット(ワイヤー)矯正は
歯が動きやすく低コストだけど、
とにかく痛い! - 全体矯正より低コストで済む
部分矯正という方法もあるけど、
噛み合わせがズレる可能性あり!
どちらが良いか慎重に診てもらおう! - 矯正治療終了後は必ず、
後戻り防止のリテーナー(マウスピース)を使おう! - 不正咬合の診断をされ
年間の治療費が10万円を超えたら、
必ず翌年の申告期間に管轄の
税務署へ医療費の確定申告をして
還付金をもらおう!
〈余談〉
矯正期間中は思うように話せず笑えずで
とても辛かったですが、
それでもなんと恋愛も出来て、
矯正をしている間に結婚しました。
矯正中に恋愛が始まる&結婚するは、
あるあるみたいです。
『綺麗になろう!』という思いが強まったり、
鏡を見る回数が増えることで
外見に気を遣うようになる方が多いようですよ!

とにかく、
歯列矯正をして良かったですが、
もし後戻りしてしまったら・・・
次はインビザラインにします!笑